08/02/16 09:38:16 0
★艦船の放射能測定で日米「協定」発覚
米軍の原子力空母や潜水艦は佐世保と横須賀など3つの基地に寄港していますが、
こうした原子力艦船の放射能の測定をめぐって、日米の秘密の取り決めがあったことが明らかになりました。
今月11日、長崎・佐世保に寄港した原子力空母「ニミッツ」。
その周りに浮かぶのは地元・海上保安部の調査船です。調査船は原子力艦船の入港期間中、
放射能に異常がないか調べるため、周囲の海水や海底の泥を採取しています。
この放射能測定をめぐって、このほど、日米の間で秘密の取り決めがあったことを示す文書が見つかりました。
アメリカ公文書館から見つかったこの文書。英語で「秘密」、日本語でも「極秘、無期限」のスタンプが
押されています。その存在が厳重に伏せられてきた文書です。その内容は・・・
「日本政府は、寄港中のアメリカの原子力艦船から50メートル以内では、空気中の放射線の測定をしない」(米国側)
この極秘文書が交わされたのは1971年12月。実はその2年前、きっかけとなる出来事がありました。
横須賀に原子力潜水艦「サーゴ」が寄港したとき、日本政府の専門家が近くで測定を行ったところ、
異常な放射能を検出したのです。
それまで、空気中の放射能の測定は、原子力艦船から20メートルまで接近できました。
しかし、この放射能漏れを契機に、アメリカ政府は50メートル以内で測定をしないよう日本政府に要求。
極秘の取り決めを交わしたのです。
「放射能を監視する体制そのものを、国内のことなのに日本が自由にやれなくなった、そのことを意味していると思います」
(極秘文書を発見した核問題研究家、新原昭治氏)
アメリカ政府がこの取り決めを求めたのは、放射能漏れに対する日本国民の反発を恐れたためだと思われます。(続く)
TBS URLリンク(news.tbs.co.jp)
続きは>>2-5