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刃物男立てこもり ＳＩＴ出動、５時間後に身柄確保
2008.2.15 19:11
東京都府中市で１５日、アパートの一室に男（３２）が包丁を持ったまま立てこもり、約５時間後に
警視庁捜査１課特殊班（ＳＩＴ）が突入し、男を取り押さえる騒ぎがあった。男は妻との離婚をめぐり
トラブルを抱えており、警視庁で詳しく事情を聴いている。
調べでは１５日午前９時１０分ごろ、男の姉（３５）の通報で府中署員が駆けつけると、男は自分の
首に包丁を突きつけ「警察は帰れ。妻と子供に会わせろ」と要求した。署員の説得に応じなかったため、
午後０時半ごろＳＩＴ隊員約１５人が出動。午後２時２０分ごろ、閃光（せんこう）弾を発射、
ドアチェーンを切断して突入し、男を取り押さえた。
男は妻（３２）と長男（５）の３人暮らしだったが、約２週間前から別居していた。通院歴があり、
１３日に妻に自殺をほのめかすメールを送付していたという。
産経新聞
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