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地下鉄サリン事件の実行役のほか松本サリン事件にも関与したとして、殺人などの罪に問われ、
1、2審で死刑判決を受けたオウム真理教元幹部、林泰男被告(50)の上告審判決が15日、
最高裁第2小法廷であった。古田佑紀裁判長は「犯行は反社会的で悪質の極み」として、
林被告の上告を棄却した。林被告の死刑が確定する。
オウム真理教が起こした一連の事件で死刑判決が言い渡されたのは13人おり、
麻原彰晃死刑囚(52)=本名・松本智津夫=ら4人の死刑が確定。
林被告が確定すれば5人目になる。
古田裁判長は、無差別大量殺人の地下鉄・松本両サリン事件について、
「残虐で非人道的な犯行態様と結果の重大性は他に比べる例がない」と指摘。
地下鉄サリン事件の実行役だった林被告を「事件で果たした役割は極めて大きい」と断じた。
弁護側は「麻原被告からの危害を避けるために各犯行に及んだもので、
緊急避難に当たる」などと主張し、死刑回避を求めていた。
これに対し、古田裁判長は「より上の教団幹部に指示されて地下鉄サリン事件の
実行役を引き受けることになったことなどを考慮しても、死刑はやむを得ない」と判断した。
判決によると、林被告は麻原死刑囚らと共謀し平成7年3月20日朝、地下鉄3路線の電車5本に
サリンをまき12人を殺害するなどした。林被告が担当した日比谷線では、最も多い8人の死者が出た。
林泰男被告
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2月15日15時36分配信 産経新聞
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