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「我々は最大の被害者」天洋食品社長 ギョーザ事件
中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品は15日、地元の河北省石家荘市内で、
同省輸出入検査検疫局、農業庁と合同で記者会見した。天洋食品の底夢路社長は生産過程で
有機リン系農薬成分のメタミドホスが混入した可能性がないとの立場を重ねて強調し、
「我々は今回の事件で最大の被害者だ」と述べた。
同日夕、天洋食品はメディアに工場内の一部を公開する。
社長は会見で「我々は今回の事件で経済上、巨大な損失を被っただけでなく、天洋食品の名声も
甚大な損害を受けた。真相の早期解明と正常な生産と経営の早期回復を切望する」と語った。
また、「十数年来、(同社の製品が)日本の消費者に喜ばれてきた」「(従業員約800人は)
日本の人々に友好的だ」などとも述べた。
さらに、事件の背景として取りざたされている労働争議について「給与の未払いは起きたことがない」
と強調した。
同局の程方局長は「河北省政府は十分に重視し、副秘書長をトップとする専門グループを組織。
(天洋食品のサンプルなどを)調べたが、メタミドホスは検出されなかった」と述べた。
また、同省農業庁の幹部はメタミドホスが禁止された07年1月以降、全力を挙げて市場からの
根絶にあたったとし、「死角はない」と強調した。
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