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★業務用「餃子フライ」からもメタミドホス、ごく微量
中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、大阪市は14日、同市北区の食品輸入会社
「日佳食品」が中国の「天洋食品」から輸入した業務用冷凍食品「餃子(ギョーザ)
フライ」から、0・01ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されたと発表した。
同じ日に輸入された一部はすでに販売されていたが、市は「ごく微量で健康被害の
心配はない」としている。同商品からの殺虫剤検出は初めて。
市によると、検出されたのは、日佳食品が昨年10月2日に輸入し、同市内の冷凍
倉庫に保存していた1袋(50個入り)中の4個。製造日は同9月15日で、同社の
自主検査で判明した。
同じ日に輸入されたのは計5448袋で、9月9、10両日に製造された商品もあった。
うち1824袋は香川県観音寺市の食品卸会社「八幡食品」を経て、今年1月に近畿、
関東、東北地方で販売されたという。
餃子フライは、中毒被害のあったジェイティフーズ(東京)が輸入した「中華deごちそう
ひとくち餃子」などと、蒸す工程まで同じ製造ラインで作られ、製造後は4袋ずつ段ボール
箱に詰め、テープで密封される。メタミドホスが検出された餃子フライが入っていた
段ボール箱は、検査直前まで密封されており、目立った汚れなどもなかったという。
食品衛生法は、生鮮野菜について農薬の残留基準を定めており、ギョーザに使用される
キャベツは1・0ppm、ニラは0・3ppm。今回検出された量は大幅に低く、市は「農薬が
残留した野菜が原料に使われた可能性がある」としている。
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