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★「日本沈没 起きません」…愛媛大など研究
プレート落下 600キロでストップ
・巨大地震を起こす原因でもある、地表を覆うプレート(板状の岩盤)は、地中に
沈み込んだ後、地下600キロ前後でたまり、それ以上の深さには沈んでいかない
可能性が高いことが入(いり)舩(ふね)徹男・愛媛大教授(高圧地球科学)らの
研究でわかった。映画「日本沈没」で、日本列島が海溝に引きずり込まれるという
“根拠”となったプレートの地球深部への落下説を否定する内容だという。
14日付の英科学誌ネイチャーに報告される。
地球内部を構成する岩石の種類は、マグマが運んできた岩石の成分分析などで
わかってきているが、地下410~3000キロはまだ不明のままだという。
入舩教授らは、岩石の種類によって、その内部を伝わる地震波の速度が異なる点に
着目。地球内部と同じ高温・高圧状態を特殊な装置で作り、その中に置いた数種類の
岩石に、地震波に見立てた超音波をあてて速度を計測した。プレートを構成する岩石を
伝わる超音波の速度は、地下550~660キロの地中を伝わる地震波の速度と一致し、
プレートがそれ以上沈まずにたまっていると推定した。
プレートは地下600キロまで沈んだ後、さらに地下3000キロまで沈んでいくという
学説もあり、2006年公開の映画では「日本列島も一緒に引きずり込まれる」と想定
していた。
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※図解:URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)