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★九州大がAO入試を廃止、入学後の成績低下で
・九州大は、一般入試に比べて入学者の成績が低下傾向にあることを理由に、
2010年度から、法学部のアドミッション・オフィス(AO)入試を廃止することを決めた。
現在30人の募集人員は一般入試に割り振る。他の学部のAO入試は継続する。
AO入試は、面接、小論文、書類審査などを組み合わせ受験生の能力や勉学への
意欲などから合否を判定する試験。九州大では、00年度、東北大、筑波大とともに、
国公立大で初めて法、薬、農の3学部で導入。その後、理、医、歯、芸術工の
4学部も加わった。
九州大によると、05、06年度に一般入試とAO入試で入学した法学部学生の成績を
比較したところ、授業が進むに従い、AO入試の学生の成績に低下が見られたという。
九州大は「AO入試は早期に学生を集める手段との批判もあり、実施10年で見直しを
図ることにした」としている。筆記試験を課していない薬学部についても見直しを検討
している。
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