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高3の性体験4割超す 低年齢化、鮮明に 道教委、6年ぶり調査(02/13 11:55)
道教委と道学校保健審議会は十三日、道内の中学、高校生四千三百三十人を対象に六年ぶりに実施した
「生徒の性に関するアンケート」の結果をまとめた。「性体験がある」と答えた高三が男女とも初めて
40%を超えるなど高校全学年で六年前より3-10ポイント上回り、性体験の低年齢化が鮮明になった。
調査は昨年十、十一月、中学、高校(全日制)とも二十八校を自治体の規模別に無作為抽出し、
各学年一学級に調査用紙を配って回収した。
学年別の性体験率は、男子が高一14%、高二27%、高三42%。女子は高一19%、高二31%、
高三43%。「体験あり」と回答した高三に初体験の時期を聞いたところ、男女とも高一が最多で男子が31%、
女子が35%。中学生や小学生の時と答えた合計も男子が41%、女子が36%あった。
性交渉を求められた時の対応として「互いに納得すればしてもよい」など肯定的な高校生は六年前より
10ポイント以上減り、「結婚までしてはいけない」など否定的な考えが10ポイント以上増えた。
意識の上では性に対する考えが保守化した形だが、一方で意識と行動が乖離(かいり)している実情が
浮かび上がった。
性体験がある生徒のうち「家族から大切にされていると思う」と回答した割合は28%なのに対し、
「思わない」は50%と大差がついた。
また「いつも避妊した」割合は六年前より男女とも10ポイント以上増加したが、なお50%強に
とどまっている。
道教委は、若年妊娠による人工中絶や性感染症のまん延などの観点から、中学、高校生での性体験は
好ましくないとしており、「学校の指導に加え、家庭での教育が重要だ」(学校安全・健康課)と話している。
北海道新聞
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