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12日の衆議院予算委員会は、道路特定財源をめぐって激しい論戦が行われた。
午後に質問に立った社民党・保坂展人議員は、
長崎・佐世保市の米軍住宅の建設に約28億円の道路特定財源が使われていたことを指摘した。
保坂議員が指摘したのは、佐世保市にある米軍幹部のための住宅8棟11戸。
元々は現在地から約500メートル離れた場所にあったが、西九州自動車道のIC建設予定地にかかるため、道
路特定財源約28億円をかけて移設された。
保坂議員は「あらためて驚いて(視察から)帰ってきた。
米軍住宅11戸に28億2000万円の予算が道路特定財源から出ている」と指摘。
これに対し、冬柴国交相は「今まで(米軍幹部が)住んでいた部分が、
西九州自動車道のICになるということで、転居をお願いしたわけです」と応えた。
このほかにも、都市再生整備計画の一環として、
30億円をかけて建設された愛媛・松山市の「坂の上の雲ミュージアム」(06年完成)も、
建設費の一部に道路特定財源が使われていた。
あいまいさが目立つ道路特定財源の使途について、野党側は13日の委員会でも追及を続ける方針だ。
NTV
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