08/02/11 04:15:07 U3/LGeka0
>>155
なんか続きがすげー長い。
209 名前:日本@名無史さん[] 投稿日:2007/07/18(水) 22:56:08
>206
大山師の論点は以下の通り、
まず、文献的資料を、法隆寺系と日本書紀系に分類する。そのいずれもが信頼できず全て虚構であるとする。
さらに厩戸の事績としては、①系図上の位置、②厩戸の名、③斑鳩寺・斑鳩宮の建設、の3つのみを認める。
その上で、書紀編纂時、すなわち元正天皇治世下当時、皇太子であった首皇子(聖武)の継承を確実にするために、
「首を皇位につけるには、どうしても皇太子という地位の重さを徹底させる」ことが必要であると知った不比等は、
「新たに中国的天子像として聖徳太子を描くにあたって、彼を皇太子としたのである」。
そのため、不比等、長屋王、道慈の3人が共謀して太子像を作った。-というのが、彼の論文の論旨。
でもこれ、ヘンだよね。首の即位を願って天皇になれなかった聖徳太子を作ったっていうんなら、それ、首が
太子並に天皇になれないよう呪術を掛けたと言われても仕方がないことになる。呪術かぶれの古代人が、
そんなゲンの悪いことを、するかなとまず言いたい。
聖徳太子の誕生を読んだ当時、呆れて非難書き連ねていったら、原稿用紙200枚を超えてしまった。
ネタは何ぼでもあるぞ。でも、あんまりやると私物化したと言われるのも嫌だしな。書いてもいいなら書きますが。
もっとも、こっちの言い分もかなり一方的かも。
まだ続きあるけど読んでる人いる?