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「医療崩壊」阻止へ、超党派の議連発足
衆参で110人超が参加、会長に尾辻・元厚労相
URLリンク(www.ohmynews.co.jp)
「お産難民」や救急患者の「たらい回し」、医師不足、訴訟リスクの増大、長い手術待ち時間など、“崩壊の危機”にある
日本の医療の問題に取り組む超党派の議連「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」が2月12日、発足した。
医療提供体制の問題には財務、法務、労働、教育などの要素がからみ、厚生労働省だけでは対応に限界がある。このため、
議員がイニシアチブを取り、政党や省庁の枠組みを超えた働きかけを進めていく。勉強会や病院現場の視察なども組み、現状の把握に努める。
12日までに参加を表明した国会議員は、衆議院67人、参議院44人。会長には元厚労相の尾辻秀久・参院議員(自民)が就任した。
発起人の1人で幹事長に就いた鈴木寛議員(民主)は、
「国会議員であれば、厚生労働省の意見はすでに承知しているのが前提。(厚労省ではなく)できるだけ現場の声をきく機会を
多くとっていきたい。医療は重要課題であり、国民的な議論が必要ということをまず浸透させたい」と語った。
設立記念講演会では、国立がんセンター中央病院の土屋了介病院長と自治医科大学の高久史麿学長が、病院の現状と
医療界全体の問題についてそれぞれ概説した。