08/02/09 17:16:10 0
千葉県東金市で昨年8月、男性(当時56)が自宅で心肺停止状態になった後、のべ14回、搬送受け入れを
断られていたことが分かった。119番通報から約1時間後に搬送されたが、死亡した。病院が受け入れを断っ
たのは「医師が診察中」などの理由だったという。
同県山武郡市広域行政組合消防本部などによると、昨年8月23日、男性が自宅で倒れているのを見つけた妻
(56)が午後4時58分に119番通報。約10分後、救急救命士ら3人が現場に到着した。
消防本部は、近くの県立東金病院や、山武市の国保成東病院など計10病院にのべ14回搬送受け入れを
求めたが、「心肺停止の患者には対応できない」「医師が他の患者の診察中」などと断られた。その間、ドクター
ヘリにも一度要請したが断られた。
同日午後5時37分、最後の16回目の要請で同県茂原市の公立長生病院への搬送が決まった。それから
約20分後に病院に到着したが、まもなく死亡が確認された。死因は脳内出血だった。
同消防本部では、倒れていたのを発見するまでに時間がたっていたことなどもあり、「搬送時間と死亡との
因果関係は分からない」としている。
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)