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“まんが防衛白書は子ども洗脳”防衛省に新婦人抗議
防衛省が『平成19年版まんがで読む防衛白書 弾道ミサイルから日本を守る!』を作製し、
教育委員会等に配布していることについて、新日本婦人の会の高田公子会長、
玉田恵副会長らが七日、子どもや青年にこうした考えを押しつけることはやめてほしいと、同省に要請しました。
応対した担当者は「防衛問題に関心をもっていただきたいため」と答えましたが、
「国会で決まってもいないことを広報すること自体問題」「あえて弾道ミサイルを漫画にすることは、
関心をもってもらうというより洗脳すること」と指摘しました。
『まんがで読む防衛白書』は二〇〇四年度から作製され今年度は一万五千部印刷し、
各県にある地方防衛施設局に合計五千部、教育委員会や公共の図書館にも配布され、
経費は五百十万円かかっています。防衛省は「今年度配布した分は回収しない」
「今後もこうした冊子は作製していく」との答えに終始しました。
新婦人はすでに千葉県本部が県教育委員会に要請。各県からも要請をつよめていきます。
日本共産党の赤嶺政賢議員の秘書の土方准子氏が同行しました。
しんぶん赤旗
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