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三次元物理探査船「資源」初導入 海域での資源探査本格化
2008.2.8 19:49
海域での資源探査に効果を発揮する3次元物理探査船が11日、日本に初めて導入される。
同日の引き渡し式で「資源」と名付けられる探査船は、昨年7月に起きた新潟県中越沖地震の
周辺海域で断層調査と石油・天然ガスの探査を行った後、太平洋側の東北・三陸沖での
資源探査に向かう。
日本にはこれまで、海底を平面図で調べられる2次元物理探査船はあったが、
立体画像によって地層を詳細に分析できる3次元物理探査船はなかった。このため、
平成16年に東シナ海の日中中間線付近で資源探査を行った際も、ノルウェーの
三次元物理探査船を借りて行われた。
「資源」の導入によって、日本は周辺海域での資源探査を本格化する。三陸沖での
資源探査は3月末まで。石油や天然ガスだけでなく、将来は「燃える氷」ともいわれる
メタンハイドレートの探査なども行う見込み。
「資源」は総排水量約1万トン。資源エネルギー庁が232億円でノルウェーの
資源探査会社から購入し、運航やデータ解析などは石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(JOGMEC)に委託する。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)