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1978年から83年まで、月刊漫画雑誌「コロコロコミック」で連載された「ゲームセンターあらし」。
勉強はできない、出っ歯で顔もブサイクだが、ゲームをやらせたら天才、という小学生・あらしの活躍に、
毎回、胸を躍らせたものだ。懐かしい。その「ゲームセンターあらし」を描いていたのがすがやみつるさん。
今どうしているのか。
会ったのは西武池袋線保谷駅そばの喫茶店。
「3年前から、早稲田大学人間科学部の“eスクール”という、日本初のインターネットを使った
通信制の大学で学んでいます。専門はインストラクショナル・デザインといって、いわゆる教育工学。
学習漫画はどんな描き方をすれば効果があるか、をテーマに、データをとって分析し、
目下、ミニ卒論を書いているところです」
何やら難しそうな話だなあ。
「「あらし」を描いているとき、「こんにちはマイコン」というコンピューターの入門書の学習漫画も描いたら、
そっちの方が面白くなっていったんですね。それで娯楽漫画を離れ、学習漫画を描くうち、
つきつめていきたいと考えるようになったのが、大学に入ったきっかけです。単位を取るには心理学だ、
統計学だ、英語だ、と最初の年から一生懸命勉強しなくてはいけなくて、仕事どころじゃなくなっちゃいました」
そうはいっても、生活がある。
最終更新:2月8日10時0分 2月8日10時0分配信 日刊ゲンダイ
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