08/02/07 22:04:02 0
予想されていたとはいえ、元親方と現役力士３人の逮捕という事実は、
長い歴史がある角界にとっては衝撃的で、大きな汚点を残してしまった。
時津風一門のある部屋持ち師匠は「おれたちにとって、この件は
全く人ごとではない。地獄へ落とされたような思いだ」と悲痛な声で話す。
しかし、日本相撲協会の北の湖理事長の姿勢は、こんな意見とは対極にある。
ある中堅親方は「昨年から辞任しろという声はあったが、さすがに
立件となれば責任を取るべきだろう」と言う。それでも理事長は愛知県警の
捜査が大詰めに入った１月下旬、自らの進退について「立件があったから
辞めるというのであれば、最初から立候補しない。協会としては
元時津風親方を解雇しているんだから」と続投を断言していた。
そして直後の２月１日に、ほかの理事から何の反対意見もなく４選が
決まった。
協会トップを筆頭とした危機感のなさは深刻だ。外部有識者を招いて
発足した「再発防止検討委員会」は各部屋を訪問しているが踏み込んだ
視察はできず、まだ思うようには機能していない。失墜した信頼回復へ
向け、具体的な案がないのが現状。角界再生の道は、あまりにも険しい。
*+*+ Sponichi Annex 2008/02/07[21:27] +*+*
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