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大相撲時津風部屋の力士、斉藤俊さん＝当時（１７）、
しこ名・時太山（ときたいざん）＝が死亡した事件で、
愛知県警捜査１課と犬山署は近く、傷害致死の疑いで、
前時津風親方（５７）＝本名・山本順一＝と、兄弟子３人を逮捕する。
死の直前に受けた約３０分間の「ぶつかりげいこ」が暴行に
あたるかが焦点だったが、県警は過剰なけいこが体に与えるダメージを
科学的に分析するなどして、けいこを逸脱した暴行と結論づけた。
前日からの断続的な暴行が死につながったと断定し、前親方は
一連の行為を主導したと判断した。
「国技」とされる相撲で部屋内の指導をめぐり、逮捕者が出るのは初めて。
暴行にかかわった別の兄弟子４人も傷害容疑で書類送検する方針。
通常５分程度とされるぶつかりげいこについて、前親方は
「あくまでけいこ」と主張した。
しかし県警は昨年末、けいこの長さと身体的ダメージを調べる実験を実施。
臓器や血液成分を分析し、体に影響が及ぶことを立証した。
(後略)
*+*+ 中日新聞 2008/02/07[**:**] +*+*
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