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なまはげ「正しい暴れ方」 若者激減、ルール伝授難しく
昨年の大みそか、秋田県男鹿市の旅館に乱入したなまはげは、東京在住の20歳の会社員が
扮していた。酒を飲み過ぎた末、女性数人の体を触ったという。国の重要無形民俗文化財でも
ある伝統行事で、不祥事が起きたのはなぜか。再発防止策はあるのか。
事件は、男鹿半島突端の入道崎近くにある男鹿温泉郷で起きた。
「泣く子はいねがー」。午後8時半ごろ、漁港に面した43世帯の湯の尻集落から、6匹の
なまはげが老舗(しにせ)旅館にやってきた。5匹がロビーで宿泊客に「暴れて」見せる中、
1匹は2階の女性大浴場に向かい、洗い場の数人の体に触った。
この集落のなまはげは40年ほど前から、民家を回った後に旅館やホテルに立ち寄っている。
問題の青年は高校卒業後に地元を離れ、東京で就職した。なまはげの担い手にふさわしい
15~29歳の男性が集落に6人しかいなかったため、里帰り中に誘われたらしい。
なまはげは訪れる先々でお膳(ぜん)を出され、酒もつがれる。何十軒と回るので、飲むふりを
することもある。青年はふだん酒を飲めないのに、出されるままに飲んでしまった。
「いつの間にか意識がなくなっていた」と釈明したという。
県警は青年から事情を聴いたものの、被害届が出ていないなどの理由で立件は見送る方針だ。
(以下>>2いこうにつずく)
朝日新聞 asahi.com(2008年02月06日02時03分)
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※画像※
大みそか恒例の「なまはげ」行事。写真の北浦安全寺地区では不祥事はなかった=秋田県男鹿市
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