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札幌市中心部 落書き「タギング」やめて 清掃といたちごっこ
塗料スプレーを使ったアート風の落書きが札幌の街中で目立ち、清掃担当者を悩ませている。
「印を付ける」という意味の英語で「タギング」と呼ばれ、自己表現のつもりのようだが、
景観を損なう「迷惑行為」だ。タギングの被害がひどい大通公園(中央区)や
狸小路商店街(同)の関係者は「面白半分でするのはやめて」と訴えている。
大通公園三丁目の変電設備。判読できない文字が、白いスプレーで書かれている。
「いつの間にか、まちのどこにでもある。こんなに多いと気分が悪いですね」。
豊平区の主婦加藤みや子さん(72)は厳しい口調で言う。
「タギング」は真夜中など人目の少ない時間帯に、
電柱や自動販売機などに塗料スプレーで落書きをする行為。
大通公園では公衆トイレの壁でも目立ち、公園管理事務所の中村義夫さん(66)は
「もういたちごっこ。夏のひどいときは毎日消す作業に追われます」と話す。
多くはアルファベットを崩したような文字で、自分の名前を表現しているとみられる。
札幌在住の現代芸術家、端(はた)聡さん(47)は「誰がいつ書いているのかは分からない。
中には芸術性があるものもあるが、単なる迷惑行為にすぎない」と指摘する。
発祥は米国とされ、一九九○年代にドイツ各地で書かれた「OZ」(オッズ)というタギングが
話題を呼んだが、書いた男は最終的に逮捕されたという。
~長文につき、つづく~
北海道新聞 (02/05 14:03)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
変電設備に書かれたタギング。消しても消しても、書かれてしまう=大通公園3丁目
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)