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★竹中元総務相:日銀にとって重要なのはデフレを止めること-講演(2)
2月5日(ブルームバーグ):小泉内閣で金融相・経済財政担当相、総務相などを務めた
竹中平蔵慶大教授は5日午後、在日米国商工会議所(ACCJ)が主催した講演会後の質疑応答で、
「日本経済は依然デフレ状況にある」と述べ、「日銀にとって重要なことはデフレを止めることだ」との考えを示した。
金融政策に関連しては、「インフレターゲットをとることを個人的に勧めたい」と語った。
日本が直面する最大のリスク要因として竹中氏は、現在の政治状況を挙げ、
福田政権は「改革の支持派、反対派の両方によって支えられている。それが問題だ」と語った。
さらに、参院では野党が多数を占めているため法案を野党の合意なしには通せないことなどに
触れた上で、政界再編が必要と指摘した。個人的な見解と断わったうえで、解散・総選挙の時期について
「遅い夏ぐらいに総選挙があるだろう」との見方を示した。
具体的な政界再編の過程について竹中氏は、「自民党内である政治家が小さい政府を志向した
新党を結成しようとし、また別の政治家が社会保障などを重視した中規模の政府を志向した
政党をつくろうとする」と予想した。竹中氏は、日本の政治システムは複雑で現実化は
容易ではないものの、こうした違いを明確化することは可能だと語った。 (以下略)
Bloomberg URLリンク(www.bloomberg.com)