08/02/05 20:12:49 +Md/v/kR0
>>298
まず、ググれよ。
CPIが現状に比べ高めになる(上方バイアスがある)理由の多くは、
CPIが「ラスパイレス方式」で作成されているため。
ラスパイレス方式とは、CPIを構成する各商品の割合(ウエイト)を基準年で固定する方式のことである。
この方式は、指数を作成する手間が省けるという利点はあるものの、
技術革新や消費者の嗜好の変化による消費量の変化を全く反映しないため、
基準年から時が経つに連れて経済実態から乖離することになる。
CPIの場合、ここ数年で消費量が拡大したIT関連財・サービスや、
ディスカウント系外食・衣服のウエイトが小さいので、
こうした商品の価格がどれだけ低下してもCPIへの影響度は小さいままである。
よってCPIは実態より高め(上方バイアス)の結果を示すことになる。