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<腰痛治療>自己細胞で椎間板再生 東海大が春に臨床試験
東海大の研究チームは4日、椎間板(ついかんばん)の再生を目指す腰痛の新治療法の臨床試験研究を
今春から開始すると発表した。手術で取り出した椎間板の細胞を、骨髄中の幹細胞を使い体外で
活性化させてから患者に戻す方法で、世界初の試みという。研究チームは「治癒効率を高め、
患者の経済的な負担も少なくできるなど、社会的意義は大きい」としている。
同大の持田譲治教授(整形外科学)らは94年から、椎間板の変形を遅らせる基礎研究に取り組み、
これまで不要とされてきた椎間板の髄核に、髄核を取り囲む
線維輪細胞を活性化させる効果があることを突き止めた。
マウスやウサギを使った動物実験で、椎間板にこの細胞を移植すると変形を抑えることが分かった。
しかし、髄核細胞はそのままでは活性が低く効果は不十分。
そこで、この細胞を骨髄中に含まれる幹細胞と一緒に培養し、
効率よく活性化させる方法も開発。ヒトの場合、骨髄中の幹細胞と一緒に培養すると、単独培養に比べ、
1細胞あたりの活性の度合いが約5倍になるという。一方、マウスにヒトの髄核細胞を移植しても、
がん化などの異常は起きなかった。
最終更新:2月4日13時19分 2月4日13時19分配信 毎日新聞
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