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“殺人ギョーザ”事件で、被害状況の集約や原因究明、再発防止に手腕を問われるこ
とになった舛添要一厚労相。振り返れば大臣就任以来、受難続きと言っていい。抜擢（
ばってき）した安倍晋三前首相は突然辞任し、続く福田康夫内閣では年金公約違反、薬
害肝炎訴訟問題など厚労省発の事案が政権に大打撃を与えた。永田町では「これでは救
世主と言うより疫病神」と皮肉る声さえも出始めている。
「原因究明を徹底してやる。最初の事案が年末年始だったのに、厚労省に上がってき
たのは１月２９日だった。それまでの対応に時間がかかったのはなぜかも究明する」
舛添氏は１日、記者団に対しこう述べ、殺人ギョーザ対策に強い意欲を語った。
(中略)
薬害肝炎問題でも、議員立法による一律救済法案で和解にこぎつけたが、それ以前に
舛添氏が「実質的な一律救済」と誇らしげに説明した案は原告団に拒否されるなど、政
府のドタバタぶりを露呈させた。
厚労省関係者は「舛添氏は忙しくなるほど燃える。ただ、一部報道で『ヤルヤル詐欺』と
表現されるように空回りが多い」とため息をつく。
最近は舛添氏も「厚労省は１省でやれる範囲を超える仕事量がある」と周囲にボヤく
こともあるというが、ギョーザ事件で汚名返上となるかどうか。
「永田町の陰陽師（おんみょうじ）」こと富士谷紹憲氏は「１９４８年１１月２９日
生まれの舛添氏は、今年は破壊凶数と子丑空亡（殺界）が重なる最悪の年。ストレスで
健康に問題を抱える恐れもある。ただ、２０１１年には運気が急上昇する。今年は疲れ
たら大臣を辞職してでも休養を取るべきだ」と、さらなる受難を予言した。
■ソース(夕刊フジ)（中略部分はソースで）
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