08/02/06 16:26:08 rIq3ScJnO
インドネシアの研究者達と当局者達が、最近の鳥インフルウイルスの動態に変化
が出てきたことに当惑している。ウイルスは、本年に入ってから9人を殺している。
インドネシアでは2005年以来、H5N1鳥インフルに126人が罹患し、その
うち103人が死亡している。本年は全ての発病者が首都ジャカルタか、その衛
生都市から発生している。
農業省の鳥インフル対策センターの当局者が記者会見で、インドネシアにおけ
るH5N1ウイルスの人に対する感染危険因子は不明なままであると語った。
これまで発病者の家の周辺が調査され、感染源の特定が行われてきた。
しかしある例ではウイルスが水や鶏から検出されているが、多くの事例では周
辺からウイルスが見つかっていないと、5日の記者会見で当局者は語っている。
通常、人へのH5N1ウイルス感染は、直接家きんから人へ起こっている。
インドネシアでの人感染の多さと、その感染様式についてもっと詳細に研究す
る必要があると、当局者は語っている。そうすることで、人への感染の鎖を断ち
切ることが可能となると説明している。