08/02/05 20:02:23 qxvn1BqI0
さて、日本を襲ったスペイン・インフルエンザから>>632を抜粋してみましたが、この本は非常に良書で他にもいい事例があります。
・日本での流行時、マスコミ(新聞)は爆発的な感染により死者が続出するまでほとんど報道しなかった。
・紙面を割いてしっかりと報道するようになったのは感染が流行し、焼き場があふれ、冷やすための氷が数倍の値段に上がってから。
・中には新聞社員がまるごと感染発症し、一枚のペラ紙新聞が連日続いたところもあり
・一般的にみて、何故か地方では報道したが中央紙では地方からの配信紹介が多く、言論統制でもされていたのではないかと著者の速水先生は感想を述べている。
重要なのは
・感染には翌年以降の第二第三波があり、感染率や死亡率の変化があったにもかかわらず新聞各社はほとんど報道しなくなった。
感染症なのに、当時もっとも早くに伝わる重要な新聞がこの有様でした。