08/02/04 17:20:03 G21xqtkx0
>俺も質問していいかな
>昨日どっかのサイトでこれまでの鳥インフルエンザ流行の例が載っていて、
>同じタイプの鳥フルでも、ウイルスがいきなり人→人タイプに変異する場合と
>鳥インフルと人のインフルとの遺伝子のやりとりをした場合とで毒性の強さが変わるようなこと書いてたんだけど、
>くわしいこと分かる人いる?
常識的な従来の考え方だと
鳥 → 鳥 → 豚 → 豚 → ヒト → ヒト
豚は鳥インフルエンザとヒト・インフルエンザの両方に感染する。
そこで、鳥インフルエンザとヒト・インフルエンザが豚の鼻の粘膜で接触し、
遺伝子組み換えが起こって新ヒト・インフルエンザに形質転換し、ヒトの世界に来る。
そのとき、豚も無茶苦茶に出血しながらドドメ色や赤黒くなって溶けて大量死する。
その豚の屍骸から、ヒトの世界へ来る。
中国雲南省ではアヒルと豚を濃密に糞尿を混じり合わせ接触させながら飼育する伝統文化がある。
新型インフルエンザが出現するのは、おそらくその中国雲南省だとずいぶん前から
研究者の間では常識のように予想されていた。
最近は予想外の現象がおきた。中国雲南省であるという場所は当たったが、
鳥 → 鳥 → ヒト → ヒト(細胞膜のドアの鍵穴の性質が良く似た血縁間のみに広がった)
鳥インフルエンザが常識外の挙動をするので研究者が混乱している。
鳥インフルエンザが中間宿主へ移行する手順をすっ飛ばしてヒトへ感染したので
研究者が混乱している。
ヒトが豚の屍骸からは感染しても、鳥の屍骸や鶏糞の粉塵からは感染しないはず。
はずなのに、鳥の屍骸、乾燥した糞の粉塵から感染が広がったからだ。
鳥インフルエンザが部分的に理屈には合わないことをやるので、
研究者が狼狽している。