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そうまでしてガソリン税で遊びたいのか。突然やめた「福利厚生費」以外にも、道路
役人はウソやデタラメな名目をデッチ上げ、道路特定財源で娯楽用具を買い漁っていた
のだ。
(中略)
●野球やサッカーのユニホームは「作業服」
3年前には、中部や近畿の出先機関で、野球やサッカーのユニホーム一式を「作業服
」と偽って購入したことが判明。不正支出は総額700万円以上に及んだ。
「多くがスポーツ用品店と随意契約を結び、店側に請求書の品目に『作業服』と記入す
るよう依頼していました」（国交省関係者）
●事務所内にはカラオケセットまで…
前出の北勢事務所は「災害時の職員の疲労回復用」と称して、道路財源でマッサージ
チェアを買っていた。02年度に「工事雑費」名目で購入し、金額は13万6500円也。今は
倉庫の片隅に眠っているという。
しかも、昨年、廃棄処分するまで事務所内にはカラオケセットまで置いていたのだか
ら、アキれてしまう。
「長時間にならないよう1回2時間程度と使用制限していましたが、事務所をカラオケク
ラブ代わりにしていたのは事実です……」（中部地方整備局総務部）
さすがにマズイと思ったのか、05年3月には国交省福利厚生課が〈社会通念上、不健
全であると認められるもの及び国民一般から誤解や批判を招くおそれがあると認められ
るものは購入しないこと〉という通達を全国の出先機関に配布。それで慌てて“廃棄”
したのだ。
国交省は、さながら第2の社保庁である。
【2008年2月1日掲載記事】
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