08/02/03 17:32:42 0
全国から約三千人が参加して二―四日の日程で開かれる日本教職員組合の「教育研究全国集会」全体会議が中止
になった。
会場となっていた東京都港区にあるグランドプリンスホテル新高輪が、右翼団体による妨害行為などを理由に
会場使用の契約を一方的に破棄したためだ。
テーマ別の分科会は会場を分散して開かれている。だが、基調報告や記念講演が行われる全体会議は約二千人
が入れる大会場が必要であり、すぐには探せなかったという。
ホテル側は「『お客さまの安全・安心』を企業理念、規範、行動指針の第一に掲げており、今回の姿勢はそれ
に沿ったもの」とコメントしている。
しかし、日教組がホテル側と会場の使用契約を交わしたのは昨年五月のことだ。
それを十一月になって、突然契約破棄したのはホテル側である。
日教組の申し立てで今年一月、東京地裁は会場使用を認める仮処分をし、東京高裁もホテルが行った抗告を棄
却している。
つまり、司法は「会場として貸しても問題はない」という判断を示したとみていい。
日教組大会は、これまでにも会場使用を断られ裁判になったことが四回ある。
会場が公共施設で、裁判所も使用を認定したため開催にこぎ着けられたが、全体会議が中止されたのは初めて
のことだ。(2以降に続く)
ソース
沖縄タイムス URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)