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★ギョーザ「殺虫剤」不検出 健康被害相談は17件27人に
中国製冷凍ギョーザで食中毒症状が起きた問題で、県は2日、県食品安全検査センター
(前橋市上沖町)で1日までに試験検査した11商品からは、問題となっている
有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されなかったと発表した。
検査対象となったのは、健康被害を訴えた人たちから残品の提供があった
「CO・OP 手作り餃子」「中華deごちそう ひとくち餃子」
「味の素ピリ辛カルビ炒飯」など11品目。千葉、兵庫両県で問題となっている
「メタミドホス」に限定して検査したが、検出されなかった。
しかし、同物質以外の試験検査は今後も予定しておらず、食品監視課では
「残品を調べただけなので、商品と健康被害との因果関係を完全には否定できない」
としている。包装袋に穴が開いているケースなども、これまで見つかっていないという。
一方、県の相談窓口に寄せられた健康被害の訴えは2日正午現在、3件・4人増えて
計17件・27人となった。4人は前橋、高崎、桐生の3市の10~60代男女で、
昨年12月13日から今年1月29日に「CO・OP 手作り餃子」
「お弁当大人気! 豚肉のごぼう巻き」を食べ、直後に下痢や吐き気、
ふらつきなどの症状が出た。4人のうち3人が医療機関で受診したが、
けいれんや縮瞳など有機リン系中毒に特有の急性症状は見られず、
4人ともすでに回復したか、快方に向かっているという。
県は新たに現物が残っていた2商品と、2日までに追加提供のあった1商品を4日に
県食品安全検査センターに持ち込み、検査する。検査結果は早ければ5日にも判明する見込み。
讀賣新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)