08/02/02 12:08:03 0
・日教組=日本教職員組合が年に一度開く教研集会の開会式が開けなくなった問題で、予約を
一方的にキャンセルしたホテル側が、「法令違反には全くあたらない」などとするコメントを発表
しました。
この問題は、教研集会の開会式などの会場として東京・港区にあるグランドプリンスホテル
新高輪といったんは契約したものの、ホテル側が一方的に契約を解除したため、57年の
大会史上初めて、開会式と全体集会の開催を日教組が断念したものです。
契約解除の理由として、プリンス側は、右翼団体による街宣活動が予想されるためとしていました。
プリンスホテルの発表では、改めてその点に触れた上、「会場を使用させなければならない」
という3度にわたる裁判所の決定について、「極めて短時間の審理でなされた大変残念なもの」
とコメント。さらに、「法令違反には全くあたらないと考えております」ともコメントしています。
全体集会の開催断念に追い込まれた日教組は、1日夕方、森越委員長が会見し、「脅しによって
自由に集会も開けないような先進国は日本だけだ」などと悔しさをにじませていました。
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・日教組の森越康雄委員長は記者会見で、「プリンスホテル側の対応はまったく理解できず、
損害賠償だけでなくあらゆる手を尽くして抗議をしていきたい」と述べました。
裁判所の決定にもかかわらず使用を認めないホテル側の姿勢には、専門家から批判の声も
上がっています。
企業法務が専門の牛島信弁護士は「短期間とはいえ双方が主張を尽くしたうえで裁判所が
判断したことにホテルが従わなかったのは残念だ。ほかの客への影響を心配するのも
わかるが、単に拒んで済ませるのではなく、警察と協議してどうすれば集会を開くことが
できるかを考えるべきだったと思う」と話しています。(抜粋)
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