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★献血47人分使用不能に/鹿県赤十字血液センター
誤冷凍して検査できず
鹿児島県赤十字血液センターは31日、献血バスが27日に持ち帰った47人分の血液
計18.8リットルが、輸血用などに使用できなくなったと発表した。検査用の血液を看護師が
誤って冷凍し、感染症検査などができなくなったためという。同センターは献血者に事情を
説明して謝罪。検査結果の通知を希望する人は戸別訪問して再度採血する。
同センターによると、通常は、採血直後の血液約20ミリリットルを検体として試験管に採り、
残りを輸血用の無菌パックにする。検体は、採血翌日に福岡や東京の検査施設に発送される
まで、同センターで冷蔵保管する。
同日は、通常使用する冷蔵庫が使えなくなったため、同じ部屋にある別の冷蔵庫を代用。
部屋の入り口に保管場所変更を告げる張り紙があったが、看護師が説明を取り違えて、
検体を別の冷凍庫に入れたという。
検体は凍結すると赤血球などが破壊され、正確な検査はできない。無菌状態の血液パック
からの新たな検体採取は、血液が汚染される可能性があるため行われない。
同センターでは冷凍庫を別室に移し施錠管理にしたほか、職員の臨時教育などの防止策を
とった。前田芳夫所長は「大変申し訳ない。47人の方々の血液は研究用などに活用し、無駄
にならないようにしたい」と話した。
南日本新聞 (02/01 07:35)
URLリンク(www.373news.com)
誤って使用された冷凍庫=31日午前、鹿児島市の県赤十字血液センター
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