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常磐線 新車両不評 「座れない」苦情相次ぐ
JR常磐線に導入された新型車両を巡り、利用者から苦情が相次ぎ、JR東日本仙台支社が
対応に苦慮している。旧型車両が老朽化し、座席数の少ない新型を昨年3月から導入した
ところ、「座れなくなった」などの苦情が多数寄せられたため、同社は、車両数を増やしたり、
旧型車両に戻したりするなど、昨年だけで3回も車両編成の変更を余儀なくされた。
新型車両が導入された常磐線の中でも、特に問題となったのは、午前8時53分に福島・原ノ町
駅を出発する仙台行き普通電車だった。同区間を1時間16分で結び、山元町や亘理町から
仙台に通う会社員や学生にとって欠かせない足となっている。
昨年3月、老朽化した旧型車両に替わって導入された新型車両は、座席の少ない「通勤型」
だった。同社は、こうした車両を乗客が集中する通勤時間帯に使うのは、「通常どおりのこと」
(運輸車両部)と説明している。
だが、乗客は強く反発した。従来の座席が多い「急行型」と呼ばれる旧型車両に対し、通勤型の
新型車両は、1車両あたりの定員数を重視している。
同6両編成で比較すると、新型の座席数は、旧型に比べて100席以上少なくなる。だが、
定員数でみると、逆に新型が旧型に比べて200人以上も多い。つまり、新型車両は旧型に
比べて1両あたりの定員数は多くなったが、座席数は少なくなり、立って利用する人が増える
ことになった。
(>>2-5あたりに続く)
読売新聞 2008年1月30日
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