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★<中国産ギョーザ>どこで殺虫剤混入? 中国での包装段階か
中国産ギョーザによる中毒事件で、有機リン系殺虫剤のメタミドホスは、どこで混入したのか。
10人の被害者が出た千葉、兵庫両県警の調べでは、問題のギョーザの包装紙には穴などはなかった。
商品の外側から注射針などを使って混入した可能性は低く、中国での生産段階で入ったと考えるのが自然だ。
推定できるのは、
▽原料である野菜などにもともと残留農薬として付着していた
▽工場での製造過程で入った--の2ケースだ。
農林水産省によると、メタミドホスは、加熱調理することで分解され毒性も弱くなる。
ギョーザは冷凍前に加熱処理されており、残留農薬の可能性は低いとみられる。
工場での製造過程での混入の可能性が高いが、厚生労働省の担当者は
「限られた商品で被害が出ていることを考えると、個々の商品になる直前に混入したのではないか」とみる。
両県警の捜査では、メタミドホスは商品のパッケージから検出されている。
この担当者は「包装段階が最もあり得る」と話している。
毎日新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)