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日雇い派遣大手「グッドウィル」(東京都港区)から労働者の派遣を受けていた港湾関連会社
「東和リース」(同)が、労働者を二重に派遣していた疑いが強まり、警視庁保安課は31日にも、
同社を職業安定法違反(無許可派遣)の疑いで捜索する。
また、二重派遣について、派遣元のグッドウィルの幹部が、どの程度把握していたか調べるため、
同社の本社や支店も関連場所として捜索する。
調べによると、東和リースは2005年2月~07年6月、労働者派遣業の許可がないのに、
グッドウィルから派遣された労働者延べ29人を複数の港湾関係企業に送り込み、倉庫への搬入や
船内での荷造りなどの業務に就かせていた疑いが持たれている。
東和リースによる二重派遣は昨年2月、グッドウィル藤沢支店から派遣された男性(27)が、
江東区内の倉庫で荷役作業中に重傷を負う労災事故が起きたことから発覚。東京労働局の調査で、
東和リースでは04年10月以降、労働者の派遣が禁じられている港湾運送業務に従事させる目的で、
グッドウィルから派遣された延べ1240人を恒常的に複数の港湾関係企業に送り込んでいたことがわかり、
同局は今月11日、東和リースを職業安定法違反容疑で警視庁に告発した。
ソース URLリンク(www.yomiuri.co.jp)