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★同和奨学金 京都市の肩代わりは違法 市長らに1900万円返還命令 地裁
京都市が十分に審査せず、国の同和奨学金の利用者の返済金を全額肩代わりしたのは
違法だとして、市民団体が桝本頼兼市長に平成15、16年度の
肩代わり金計約4億5700万円の返還を求めた訴訟の判決が京都地裁であった。
中村隆次裁判長は「無審査で漫然と支出決定をした」として、
桝本市長ら市幹部に約1900万円の支払いを命じた。
判決で中村裁判長は「国の同和対策事業は13年度末で完全に終結しており、
その後も市が無審査で肩代わり金を支出したのは違法」と指摘。
国の奨学金制度を利用した高校生や大学生に支給した肩代わり金約4億5700万円のうち、
本来支給の対象外だった約1900万円を市の損害額と認定した。
この訴訟をめぐっては、同13、14年度に支出された肩代わり金を違法と認定した
最高裁判決が確定している。
市文化市民局は「主張が認められず残念だが、司法の判断を重く受け止めている。
判決内容をよく精査したうえで、対応を検討したい」としている。
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