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伊賀市内の大手スーパーの従業員食堂を受託運営する愛知県豊橋市の
給食事業会社を退職した40歳代の元従業員男性が「退職を強要されたのは、
会社が食堂に賞味期限切れの調味料や傷んだ野菜を納入し続けているのに
抗議し、内部告発したためだ」として、同社を相手取り、雇用の地位確認などを
求めて津地裁に労働審判を申し立てた。
28日、伊賀市内で記者会見した男性によると、同社は食材を一括購入し、
週1回のペースで配送。男性が06年11月、従業員食堂で働き始めた当初から、
賞味期限を1週間程度過ぎた卵や豆腐などが納入されていたため、
男性は同社幹部に繰り返し抗議した。調味料が変質していたため、自費で
購入したこともあったという。
同社が対応を改善しないため、男性は昨年5月、腐った野菜や賞味期限を
過ぎた食材、調味料を納品しないよう同社側に書面で要望。これに対し、
同社は8月、男性に退職届へ署名させた。
男性は9月、県や豊橋保健所(愛知県)などに通報。立ち入り調査の結果、
別の複数の従業員食堂でも、賞味期限が過ぎた調味料などが使用されていた
ことが判明した。男性は「食の安全を確保すべきだ」と訴えている。
この会社は「コメントする状況にない。主張は審判で明らかにする」としている。
【傳田賢史】
〔三重版〕
毎日新聞 2008年1月29日
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