08/01/28 19:53:24 NvkXhAfL0
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慢性硬膜下血腫について
慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷後慢性期(通常1~2ヶ月後)に頭部の頭蓋骨の下にある
脳を覆っている硬膜の下の脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気で、血腫が脳を圧迫して様々な症状がみられます
慢性硬膜血腫は通常、高齢で男性に多く見られます。
一般的は軽微な頭部外傷(時には外傷の事実がはっきりしない場合も少なくありません)
の後の慢性期(3週間以降)に頭痛、片麻痺(歩行障害)、精神症状(認知症)などで発症します。
軽微な頭部外傷が原因とされていますが、頭部外傷があったかどうかわからない場合
(例えば,酔っぱらっていた、少し呆けている人など)が10~30%に存在します。
また時として急激な意識障害,片麻痺で発症し,さらには生命に危険を及ぼす場合
(脳ヘルニア)の急性増悪型慢性硬膜下血腫も存在します。
この時は重症な脳卒中と極めて似た症状を示します。