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(>>1のつづき)
ただ、府知事選に勝利しても、国会、政権運営の厳しさに変わりはない。公明党の斉藤鉄夫政調
会長は「国会論戦で有利に働くことはない」と自戒。自民党の閣僚経験者も「勝因は候補者の
知名度の違いだけ。与党は表に出なかったから『民主党との対決に勝った』とは言えない」と
指摘した。
民主党は通常国会の最大の焦点である揮発油税の暫定税率廃止を訴える若手議員の「ガソリン
値下げ隊」を大阪に送り込み、国政との連携を図ったが上滑り。「地方の声」を武器に、攻勢を
強めるはずだった戦略は早くも見直しを迫られる。
小沢氏に対する風当たりが強まりそうな気配もある。「国民生活にとって大事な法案ではない」と
本会議の退席について陳謝せず、選挙期間中に世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」
への出席が二転三転した問題でも「最初から私は『行くかどうか分からない』と言っていた」と強弁。
小沢氏と距離を置く中堅議員は「国民の常識と外れている」とあきれ顔だ。
小沢氏が二〇〇六年の代表就任直後、地方選での「相乗り禁止令」を出してから政令市長選こそ
福岡、札幌などで勝ったが、知事選では苦戦が続く。四月に予定される衆院山口2区補選でも
負けるような事態になれば、昨年の参院選で与野党逆転に導いた小沢氏の「選挙神話」にも
疑問符が付きかねない。(以上、一部略)