【論説】「マイナスイオンは身体に良い」「クラスターが小さい水はおいしい」…「疑似科学」にだまされやすい日本人★6at NEWSPLUS
【論説】「マイナスイオンは身体に良い」「クラスターが小さい水はおいしい」…「疑似科学」にだまされやすい日本人★6 - 暇つぶし2ch1:諸君、帰ってきたで?φ ★
08/01/27 21:27:06 0
 疑似科学とは、その名のごとく「科学に似て非なるもの」のことである。身近な例では
「マイナスイオンは身体に良い」とか「クラスターが小さい水はおいしい」といった類(たぐ)い
の仮説で、科学的な根拠の薄いものを言う。

 科学者のほとんどは、こういった仮説が実験的・理論的な根拠の薄いことを知っている
けれども、「マイナスイオン」とか「クラスター」といった科学用語が使われているために、
一般の人は気付かないことが多い。科学用語を使っているために、人々が根拠のない
仮説を信用してしまうのが問題なのである。

 マイナスのイオンはたしかに存在するが、それが身体に良い、ということは科学的・医学的
に検証されていない。だから「身体に良い」という効能を謳(うた)った商品を販売すればお縄
をちょうだいする。実際、厚生労働省は平成15年8月にこのような商品を摘発し、「マイナス
イオンがどんな物質で人体にどう影響するかが証明されない限り、効能のある医療用具として
承認することはないし、前例もない」という談話を発表している。

 このため、世の中に広く出回っているマイナスイオンの出る電化製品は、慎重に「マイナス
イオンは身体に良いといわれています」という伝聞表現を使っているのだ。
(中略)
 分子が「塊」になった状態をクラスターと呼ぶ。科学ではよく目にする言葉である。ふつう
の水の分子も数個のクラスターを形成するが、1兆分の1秒くらいの時間間隔で、塊に
なったりバラバラになったりを繰り返している。安定したクラスターにはならないのだから、
クラスターが大きいも小さいもへったくれもない。つまり、水の味がクラスターのせいだ、
というのは科学的に検証されていない仮説なのだ。

 マイナスイオンの例もクラスター水の例も、消費者が正しい科学情報を知っていさえ
すれば、「科学っぽい」イメージだけに惑わされて商品を購入することはなくなる。要は
日本国民の「科学技術リテラシー」の問題なのである。

(以下略、全文はソース元でどうぞ)
ソース(MSN産経ニュース、竹内薫氏)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
前スレッド スレリンク(newsplus板)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch