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★【かながわ見聞録 バーリット・セービン】 名前だけの分煙 「喫煙免許」売り出せば
渋谷の喫茶店に入ったとき、たばこを吸わないわたしは禁煙席を選んだ。
しかし、禁煙席と喫煙席は壁などで仕切られておらず、店にいる間、たばこのにおいが気になって仕方がなかった。
日本では分煙が進んでいるという。しかし、実際にはあの喫茶店のように、「分煙」と言いながら、禁煙席と喫煙席が
厳格に仕切られていないケースが結構多いようだ。
カリフォルニアから来た私の友人は日本滞在中、「都内の飲食店はたばこの煙がもうもうとしていていやだ」と
夜の外出をやめてしまった。
カリフォルニアは米国の中でもたばこの規制が厳しい州だ。飲食店や職場だけでなく、今年からは17歳以下の
未成年が乗った自動車内でたばこを吸った場合も、軽い罪に問われるそうだ。
欧州でもフランスやドイツの大部分で、今年から厳格な禁煙条例が施行されたという。
しかし、同じ先進国の日本では、そんな動きはみられない。
その理由の一つに、行政がたばこの税金に依存しているからという声も聞かれる。
この際、政府は「喫煙免許」を売り出したらどうだろう。免許を買った施設だけが、喫煙できるという仕組みだ。
免許の値段を高くすれば、政府の収入は増える一方、禁煙の店も増えるのでは。
日本で厳しい分煙が実現すれば、たばこ嫌いのわたしの友人も、再びカリフォルニアから来てくれるかもしれない。
朝日新聞 2008年01月25日
URLリンク(mytown.asahi.com)
画像:街なかにある喫煙エリア=東京都渋谷区で
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