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★「ユーザー投稿角川アニメ」の公式認定も YouTubeに角川参加
角川がYouTubeビジネスを展開する。ユーザーが投稿した動画に自社権利作品が含まれていた
場合も、許諾があれば「認定マーク」入りで公開し、広告収入を権利者に分配する取り組みも行う。
角川グループホールディングスは1月25日、YouTube上で新事業を展開すると発表した。まず
2月上旬に、YouTubeに公式チャンネルを設置。春ごろからは、ユーザーがYouTube上に投稿した
動画に自社権利作品が含まれていた場合、権利者の許諾が得られれば「認定マーク」入りで公開し、
広告収入を権利者に分配する仕組みを導入する。
子会社の角川デジックスを中心に事業展開する。公式チャンネルは「アニメ」「エンターテインメント」
「ムービー」の3種類を想定。アニメチャンネルでは「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」など、
YouTubeで人気となったアニメ作品の公開を検討する。
◆ユーザー投稿角川動画の「公認」も
投稿動画の収益化にも取り組む。YouTubeが開発中の動画識別ツールを活用し、角川グループが
権利を持つ作品の無断投稿を確認した際は、そのまま公開するか、削除するかを、各権利者と相談して
決める。無断投稿でも権利者の許諾が得られれば、認定マークと広告を挿入した上で公認動画として
公開する。
識別ツールは、権利者が動画をあらかじめ登録しておけば、YouTube上に投稿された動画から同じ
動画を自動抽出する仕組み。今のところ、角川作品なら9割程度の精度で判別できるという。
新規に投稿されようとしている動画が権利を侵害している場合は「この動画は著作権を侵害している
可能性があります」と表示して公開をいったん保留し、公開するかどうかを権利者が判断する。
権利者が許諾した場合は「認定マーク」を動画ページに付けて公開する。ページには関連グッズや
DVDなどのバナー広告を掲載するほか、動画の下部に半透明の広告を10秒間ほどオーバーレイする
「InVideo Ad」も掲載する計画だ。広告収入は権利者に分配し、動画再生数なども伝える。
(>>2以降に続きます)
ITmedia 2008年01月25日 12時57分 更新
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