08/01/23 01:54:52 0
・ネット上の誹謗中傷にどう対処するか、匿名だから氾濫するのか。こうした疑問について、
ネット実名制を唱える弁護士の小倉秀夫氏に話を聞いた。
―小倉さんのおっしゃる実名制とは、まずどんな考え方か教えて下さい。
実名制といっても、2つのフェーズがあります。1つは法的なシステム、もう1つは情報
発信者の倫理ということです。法的なシステムについては、まず、不特定多数の人たちに
責任の所在が明示できるように、現実社会の名前、つまり実名を使うのを基本とするような
制度にするべきです。たとえペンネームなどを使う場合でも、発言の被害者から氏名、
住所の開示の請求があれば、いつでも開示できることが望ましい。もし、匿名を使うならば、
プロバイダーやブログ事業者がその責任を負うようにしなければなりません。情報を発信
する以上、そこに社会的人格が結びつく必要があり、プロバイダーか、発言者か、誰かが
必ず責任を負うべきだということです。
―2番目の情報発信者の倫理とは、どういうことですか。
情報発信する人の責任として、積極的に実名を明らかにしましょうということです。ハンドル名
だけでは足りません。こうした倫理は呼びかけていくしかないのです。ところで、J-CASTさんは
匿名での嫌がらせにシンパシーを感じていることはありませんか。2ちゃんねるが好きな
ようですが、そこに書かれている内容の信頼性をどの程度検証して引用しているのか
疑問に思っています。炎上騒ぎを十分な検証なしに記事に取り上げれば、よりひどい中傷、
デマが広がってしまいます。たとえ反論を載せたとしても、名誉毀損の可能性があると思いますが。
(>>2-10につづく)
URLリンク(www.j-cast.com)
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