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★南シナ海、波高し 「海底油田10億バレル」資源の宝庫めぐり緊張高まる
■中国「三沙市」を指定/台湾総統、南沙初訪問を計画/ベトナムは反中デモ
海底油田など手つかずの資源が眠っている南シナ海の係争地、南沙(英語名スプラトリー)諸島や
西沙(同パラセル)諸島の領有権をめぐり、中国や台湾、ベトナムなどの間で緊張が高まっている。
南沙に空港を建設していた台湾が、陳水扁総統の同諸島訪問を計画していることが21日、明らかになった。
南シナ海では中国が昨年11月、行政区「三沙市」を指定するなど主張と実効支配が入り乱れており、
ベトナムでは異例の反中デモも発生。中越の船舶同士の銃撃トラブルも起きた。
≪戦略的な海域≫
南シナ海は終戦まで日本軍が占領し、東沙には軍用滑走路も建設していたが、敗戦後に日本が領有権を放棄。
その後の帰属があいまいだったため領有権紛争の絶えない海域となった。しかし一説には、南シナ海には
可採埋蔵量10億バレルという海底油田や、有望な漁場などが未開発のまま残されている。
また日中台韓など東アジア各国にとり、貨物船やタンカー通過などシーレーンとして戦略的な海域になっている。
このため南シナ海は中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシアとブルネイの6カ国・地域が海域全部、
または一部の領有を主張し、兵員を配置して実効支配する島々が入り乱れている。
2002年11月には中国とASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会談で「南シナ海における関係国の
行動宣言」が署名され、その後、関係国が領有権棚上げによる海底油田の共同開発を協議しているが、
主張の差が大きく、具体的な計画立案には至っていない。
FujiSankei Business i. 2008/1/22 URLリンク(www.business-i.jp)
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