08/01/21 20:06:43 0
・国内の新車販売の減少に歯止めがかからない。07年の国内新車販売は前年比6.7%減の
535万3645台と3年連続で減少、1982年以来、25年ぶりの低水準に沈んだ。
新車販売はピークだったバブル期の1990年(777万台)から約240万台減った。これは2007年の
マツダや三菱自動車の新車販売台数にほぼ相当し、メーカー1社が消失した計算となる。
日本自動車販売協会連合会によると、登録車(排気量660cc超)の2007年の販売
台数は前年比7.6%減の343万3829台。4年連続で減少し、1972年以来、35年ぶりの低水準。
軽自動車も5.1%減の191万9816台と4年ぶりのマイナスだった。
新車総数の約3分の2を占める登録車は2007年10月、月間ベースでは28カ月ぶりに前年
同月比でプラスに転じ、11月も増加したが、12月は再びマイナスに陥った。
低迷の背景について、自販連は、消費者の嗜好多様化▽賃金の伸び悩み▽人口の高齢化
▽ガソリン価格の高騰―と分析している。とりわけ深刻なのは若者の車離れだ。
若い世代は新車よりも携帯電話やネットへの出費を優先する傾向が続いている。
例外的に健闘したのは高級車。新車販売ではトヨタの高級ブランド「レクサス」が前年比
11.9%増の3万4803台と急増した。日産自動車が5年ぶりに復活させた高級スポーツカー
「GT-R」も先行予約が約2700台と月間販売目標(200台)を大きく上回った。
ただ、高級車人気は一部の富裕層に限られ、広がりを欠いた。「GT-R」も中高年層の郷愁を
かき立てたとみられ、若者の間では中心的な話題にはなっていないようだ。
08年明けの自動車業界団体の賀詞交換会でも国内市場の低迷に頭を悩ます業界首脳の
姿が目立った。日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)は「自動車市場を
取り巻く環境は厳しい」との認識を表明し、2008年の新車販売も532万台と4年連続で前年
割れするとの見通しを示した。(一部略)
URLリンク(www.j-cast.com)
※前:スレリンク(newsplus板)