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【北京五輪】 中国の大気も食品も不安~20か国が直前合宿に日本へ、さらに増加も [01/13]
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今年は20年ぶりに夏季五輪がアジアで開催されるオリンピックイヤー。
8月8日に開幕する北京五輪の直前合宿地として、日本を希望する国が相次いでいる。
悪評高い中国の大気汚染や食の安全性への不安から、「滞在費が少々高くついても、
最終調整は世界陸上などで実績のある日本で」という戦略だ。
すでに20か国が名乗りを上げ、うち8か国は受け入れ先も決定した。
夏ごろには、世界のトップアスリートが日本に集結しそうだ。
日本オリンピック委員会(JOC)などによると、日本での合宿が内定しているのは米国、英国、
ドイツ、フランス、アイルランド、スウェーデン、フィンランド、オランダの欧米勢。陸上や水泳、
カヌーなどの選手が五輪直前の7~8月に日本入りする。
選手村に入村すると練習場所の確保が難しいため、過去の五輪でも気象条件や時差を考え、
開催都市の近くで合宿する国は多かった。
今回は開催都市の北京特有の事情もある。昨年11月に香川県に直前合宿を打診してきた
ボートのフィンランド代表のコーチは「北京に長く滞在するリスクは避けたい」と漏らした。
翌月にはフィンランドのカヌーチームからも同様の打診があり、県の担当者は、「屋外競技の選手は、
大気の状態に神経質になっている」と受け止めた。英国の水泳チームのマネジャーも、大阪市の担当者に、
「中国では大気汚染や食事に不安がある」と話したという。
昨年夏の大阪世界陸上の時と同じ場所での合宿を決めた国も。フィンランドの陸上チームは、
世界陸上の前、9か国が滞在した香川県丸亀市で合宿する。松江市はアイルランドの
マクゴーナル監督から「施設、食事、宿泊環境すべてよかった」と満点の評価、北海道士別市も
「静かに練習できて、好成績につながった」と選手に喜ばれたことが、決め手になったという。
本番が近づけば、日本で合宿する国はもっと増えそうだ。