08/01/19 16:13:05 0
日本政府は、捕鯨を阻止しようとする環境保護団体の船の行動を探知するために遠洋トロール漁船
を南極海に送り込んだようだ。
昨日、シーシェパード船スティーブ・アーウィン号のポール・ワトソン船長は、日本の底曳き網漁船の
第68福吉丸という船が彼らの船を尾行していると衛星電話で語った。
「船には漁具を積んでいなくて普通の漁船にはないハイテク電子機器を備えているようだ。捕鯨船団
7隻には属さない別の船だ。我々の居場所を日本の船団に報告しているのは間違いない」。
捕鯨船と環境保護団体の船の「いたちごっこ」が続いていた。グリーンピースは4隻のキャッチャー
ボート(捕鯨船)の背後に構える母船(加工船)日新丸を追っていた。
しかし、グリーンピースが日本の捕鯨船の位置をスティーブ・アーウィン号に伝えるのを拒否したため、
シーシェパードとグリーンピースの関係は以前にも増して悪化したようだ。
「シーシェパードが日本の船団を見つけられるように座標を教えてほしいとグリーンピースに尋ねたが
またしてもグリーンピースに拒否された。グリーンピースのメンバーがシーシェパードを支援することに
反対しているからだと言われた」と、ワトソン氏。
続けて彼は、日本の捕鯨船に2日間拘束された2人の活動家を救うためにオーストラリア政府が
スティーブ・アーウィン号を日本の船団から遠くに引き離したことを非難した。 2人は昨日早くに再び
スティーブ・アーウィン号に合流した。
「政府税関船は無理やり日本の船団から我々を引き離した。そして、グリーンピースは我々が捕鯨船
を移動させるのを防ぐためにまるで戴冠用宝玉を守るが如く座標を警備している」。
「日豪安保共同宣言」(2007.3.13)以降、日本の捕鯨を防ぐことは以前よりも難しくなってきている。
グリーンピースは両者の争いについてはコメントを控えた。 「私たちは加工船や捕鯨船などに対して
もう何日も全く干渉していない。その間、クジラは1頭も殺されていません」と、遠征隊リーダーのカーリ
・トーマス氏は語った。
英ガーディアン:URLリンク(www.guardian.co.uk)