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民主党の小沢代表は18日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の特使とし
て来日した李相得(イ・サンドゥク)国会副議長と党本部で会談した。李相得氏は在日
韓国人への地方選挙権付与について「民主党と公明党が積極的に活動しているが、自民
党はちゅうちょしている。民主党がリードしてほしい」と要請。小沢氏は「個人的にも
昔から賛成で、早くやるべきだ。我々がまとめれば公明党を追い込んでいける。そうし
たら自民党はどうしようもない」と応じ、党内で通常国会への提出が検討されている「
永住外国人選挙権付与法案」の実現に意欲をみせた。
民主党は同法案を通常国会に提出するため、月内にも党内に議員連盟を立ち上げる。
一方、公明党はかねて同趣旨の法案の必要性を主張しており、99年の自自公連立合意
に3党の議員立法として成立させることが盛り込まれたが、自民党内に反対意見があり
、継続審議になっている。
会談では、さらに、李氏が朝鮮半島の非核化に向けた協力を求めたのに対し、小沢氏
は「過去の経緯もあるが、現在の懸案解決のため日本人が誠意をもって行動していかな
いといけない。私はこういうことを言うので右からも左からも攻撃を受けるが、心から
そう思っている」と述べた。
小沢氏は「日本でも政権交代を実現し、ともに平和と繁栄のアジアの構築に取り組み
たい」とした次期大統領あての親書を李氏に手渡したが、李氏が「次期大統領と小沢氏
は共通点が多い」として要請した2月25日の大統領就任式への出席には言及しなかっ
た。
■ソース(朝日新聞)
URLリンク(www.asahi.com)
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