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2007年12月1日、広東省深セン市で「中国杯21世紀経済フォーラム」が開催された。
席上、香港の著名経済学者・張五常(チャン・ウーチャン)氏は
20年後には中国のGDPは日本の10倍に達するとの予測を発表、注目を集めている。
青年参考報が伝えた。
張氏は国際的な経済学者であり、新制度派経済学の大家として知られる。
2年前には「中国の現制度は最良のもの」と発言し、
メディア、学術界、評論界で話題を呼んだ。
今回の発言も2年前の発言に劣らぬ衝撃的なもの。
中国のGDPは購買力平価(PPP)ではすでに日本を抜き世界2位の経済大国となったが、
20年後にはGDPは日本の10倍にまで増加すると予測している。
張氏は日本の経済成長は中国より30年早く始まり、
またそのスタート時の経済水準も高かったが、
農作物の輸入を禁じ物価を上昇させたこと、為替レートの上昇を許したことという
2つの失敗により経済成長は大きな打撃を受けたという。
中国も、日本と同じ轍を踏まぬよう注意する必要があると張氏は指摘、
人民元上昇は食い止めなければならないと主張した。
また、労働契約法、最低賃金などは経済成長にマイナスになると指摘、
「中国の青年には自力で発展する機会を与えるべきで、
最低賃金制度は何の役にも立たない」と批判、
「改革の成功は中国人自身の発想の成果であり、
最低賃金制度などは“西洋の二流思想”に過ぎない」と発言した。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)