08/01/16 20:51:14 V9xWiw/80
自分は頭が良いと思ってる人の多くは、こむずかしい本をちょっとかじって
知的に振舞ってる自分に酔ってるだけで、
いざ、お前は何が出来るのか、何を知ってるのかを問われると、
何もできない、何も知らないってケースが多い。
何も知らない人(その分野について大して関心が無い人)相手に雑学をひけらかす程度の知識だと、
本当に頭のいい人を相手にすると、脆くもメッキは剥がれる。
高学歴と言っても、色んな場面で自分は大して頭が良くないなあ、
とコンプレックスを抱くことは結構多いし、
実は大して勉強が好きでないと自覚することも多い。
単に大学受験勉強当時に、大学受験が得意だっただけに過ぎないなのだ。
そんな自分の現実の姿とは裏腹に、一流大学に合格し、卒業したという事実は
自分は頭が良いと錯覚させ、自意識を肥大化させる魔力がある。
本当に難しいこと(特に理数系分野)に対しては、高学歴といえども低学歴と同様に無力。
本当にその分野の勉強が得意で好きで、絶えず知識の研鑽を積まない限りは対処できない。
ただ何年か社会人を経験して思うことは、簡単な作業や単純な作業に関しては、
低学歴の人間に比べ、高学歴の人間は、驚くほど飲みこみが早いし、記憶力もよく
正確であり、真面目である。
そういう意味では、高学歴は頭が良いというよりは、
事務処理能力が高いと言った方が正しいのかもしれない。
自虐的に言えば、単に高学歴は性能の良い機械なのだ(本当に頭の良い人は除く)。
それでもなお自分を知的だと自負するのも良いだろう。
だが、それはスノッブ(知識・教養をひけらかす見栄っ張りの気取り屋)になってはならない。
他人が感心するほど真の知識・実力を備え、いつも謙虚になっていれば、
自然と周囲の人間は尊敬の念を抱いてくれるであろう。