08/01/16 21:14:58 xzMnDF3u0
資本主義にはモラルが必須であるといわれる。逆に考えればモラルハザードが資本主義の弱点(欠点ではなく)ともいえる。
では、資本主義におけるモラルとはなんなのか。
自らの利益のみを追求することなく、つねに公共のために貢献できるかを考えて経済活動を行う事であろう。
この観点からすると投機的な株式売買、商品先物、FXなんかは確実にモラルに反する。これらの経済行動の背景にあるのは、自らの利益の追求のみである。
現にこういった取引をする人間が増えて、世界の経済がおかしくなっている。今起こっていることは資本主義の限界ではなく、モラルハザードなのだ。
意外かもしれないが、生産を伴わない投機は資本主義にとって毒だ。歴史を振り返ってもモラルハザードを招いたときに恐慌が起きている。
日本のバブルも国民全体が投機に浮かれていたでしょう。真面目に働いて無駄遣いせず、浮いた資本を生産拡大のために投資する。
小学生に教えるべき資本主義の本質。